社会人で看護学校に入った女性が経験した、個人の感情で実習が辛いものになった話

あなたが、入学した看護学校はどんな雰囲気のところでしたか?

社会人で看護学校に入学したので、3年生の時は既に28歳でした。
その学校は地方の中規模総合病院の付属の専門学校で、同じクラスに私のような社会人が15人くらいおり、みんな仲良くやっていました。
社会人以外は、20歳そこそこの若い子達でしたが、クラス全体が仲良く、実習もクラス全員で乗り切った感じがあります。

看護学校の実習で辛かった出来事を教えてください

実際の実習は個人プレーです。
私が一番辛かった実習は、子育て中の看護師の方と同じく、3年の一番後のまとめの実習の時の事です。
私が行った病棟の実習の指導教官と、その病棟の師長の折り合いが悪く、ことあるごとに小さな衝突がありました。
毎朝、看護計画を指導教官に見せ了解を得た後、実習病棟のスタッフに発表し、実践となるのですが、毎朝チクチクと駄目出しの連続です。
師長が、その教官を嫌っているのが、なぜか病棟スタッフにまで波及していたのです。
私たち学生に駄目出しをする事は、その教官に対して駄目出しをしている事になります。
「どうしてこういう計画になるのかな?」など、嫌な雰囲気でした。

あなたは、その実習で再実習になってしまったとの事ですが、そうなったいきさつを教えてください

精神的にきつい実習のおかげで、何をするにもスムーズにいかない事が多く、毎日へとへとでした。
自分のやりたい看護に向かえず、教官と師長とのやりとりに疲れました。
そして、最終的にその実習は落とされ、再実習という最悪の展開になったのです。
それまで再実習なんて受けた事もありませんでした。
他のメンバーも同じように再実習になり、どうしても納得できず、指導教官に聞いてみたところ「ごめん、私の力不足」との返事でした。
再実習は、教官を変えて行うと聞かされ、そんな事は前例がないし、明らかに何か「大人の事情」というものが絡んでいたと思います。

理不尽な再実習を受けて、感じた事を教えてください

再実習は1週間で終わりましたが、最後の実習が、そんな終わり方だったので、今でも思い出すと、後味がとても悪いです。
数年後、その指導教官と久しぶりに顔を合わせた時に「あの時は、私たちの問題に引きずり込んで本当に申し訳なかった」と言われました。
恨んだりはしていませんが、本当にあれはいい迷惑だったし、自分たちではどうしようもない苦労だったと思います。
でも、辛い実習もやっぱり一緒に頑張るクラスメートがいてくれるからこそ、乗り越えることができると思います。辛くても、絶対に乗り越えられると信じて頑張って欲しいと思います。