看護師の女性が精神科の実習の時に指導員2人に挟まれ苦労した話

あなたが実習の時に担当の看護師さんと、意見が食い違ったようですが、それはどんな事ですか?

はい、私が20歳の頃精神科の実習の時の話です。
私の担当の患者さんが、その週になって体調が悪化し、ずっとベッドで寝ている状態でした。
そんな状態なのに、病院での実習生担当の看護師が「気分転換をもっと促して」と私に言うのです。
私の担当の看護師は、患者が辛そうにベッドに居るのに、ニコニコしながら、「気分転換。気分転換。」とベッドから出そうとします。
私は、私なりのアセスメントで、もっと患者に寄り添ったケアを学びたかったので、そうはしませんでしたし、大学の実習担当の先生にも「それでいい」とアドバイスを受けていました。

看護師さんと意見が食い違った結果、どうなりましたか?

1週間たってもアドバイスに従わない私に、病棟での実習担当看護師がイライラした様子で「あなただけ残ってください。他の人は病棟に行ってください。」と言って来たのです。
延々と「なぜ、気分転換させないのか」ということを話され、私が私のアセスメントで答え、「むしろ、○○さんのアセスメントはどうなっているのですか?ケアの優先度が気分転換が一番の理由を説明してください。」
と言うと、看護師は逆切れし出しました。

その後、担当した患者さんは体調は回復しましたか?

はい、回復しました。
結局、その患者さんは、排便コントロールが全く出来ていなかったため、極度の便秘になっており、通りがかった医師に私が相談し、摘便をすることで、不穏な状態が安定してきました。
大学の先生からは「きちんとアセスメントできていました。」と褒められましたが、病棟の看護師からは苦虫を噛んだような顔をされ、反省会が終わりました。

実習を終えて感じた事、学んだ事を教えてください

あの時は、大学の先生と病棟の実習担当看護師の板挟みで毎日、看護記録を書くのが大変でした。
病棟の実習担当看護師からは「気分転換を第一ケアにしたアセスメント書いて来てください」と言われ、大学の実習担当教諭からは「○○さんのアセスメントに統一性がない。何か思い当たる節でもありますか?きちんと患者さんを中心のアセスメントをしてケアを考えてください。」と言われましたが、真っ二つな意見の落ちどころを、一つの看護記録に残そうとするので、どうしてもちぐはぐになってしまいます。
最終的に、私は、私の実習だと割り切って敵陣に乗り込むような看護記録を最終付近は提出してました。
苦労はしましたが、やはり、ここで実習だから無難に終わろうとするなら、それは担当させて頂いている患者さんにも失礼ですし、そんな迷惑なことないと思います。
あの時の苦労は買って良かったんだと、今でも私は思っています。